不便益との違い

学部の授業などで、「闘争としてのサービス」と「不便益」との違いについて、何度か質問を受けました。不便益は学生にかなり浸透しているようです! 不便益というのは、京都大学の川上浩司先生らが提案されているデザインの考え方です。 …

アジャンスマンについて

最後の授業でアジャンスマン(agencement)について議論したのですが、時間がなく中途半端に終って申し訳ありませんでした。アジャンスマンは、配置、作動配列、アレンジメントなどと訳されます。この概念と、装置、アセンブラ …

イデオロギーのデザイン

最近イデオロギーについて話すことが多くなってきました。古い政治的なイデオロギーというよりも、我々の社会にあふれる様々なアイデアについてです。例えば、「ワイン」という飲み物は特定の主体を前提にしています。つまり、スノッブな …

真実を伝えるメディアのデザイン

学部ゼミの活動で、後期から「真実を伝えるメディアをデザインする」を始めています。テレビや新聞などの現在のメインストリームのメディアはどうしても真実(広い意味で)を伝えるということができません。真実を真実だと言って伝えると …

デザインに哲学は必要か?

古賀徹先生から、『デザインに哲学は必要か』(武蔵野美術大学出版局)をご恵贈いただきました。ここで展開されるデザインは、人間-脱-中心設計というような標題で私の考えていることに重なるので、とても刺激を受けました。私自身、デ …

コンビニという安らぎの空間

学部の学生と一緒にコンビニについて考えています。コンビニは学生に身近なトピックであり、現在進行形で社会問題にもなっているテーマですので、扱うにはちょうどいいかと思いました。学生との議論を先日週刊ポストの取材(なんでやねん …

デザインとは–須永剛司先生との議論を通して

須永剛司先生が東京藝術大学を退任されることにあわせて、特任教授としてご尽力いただいてきた京都大学デザインスクールでも特別講義をしていただきました。 須永先生の結論は、「つくるプロセスがわかること、それがデザインだ」という …

人間〈脱〉中心: ことしも「組織文化論」

これまで人間中心設計の理論的問題を指摘し「人間-脱-中心設計(human de-centered design)」を提唱してきました。人間を中心にすることを批判するなんてケシカランという反応が多かったのですが、これは何も …